個々の心身の状態を高め
目標達成を叶えるための知識や技術を伝える
2018.11.09
【スポーツ・メンタルトレーニングの種類】
さて、前回までは「スポーツ・メンタルトレーニング」の定義、歴史などを学んできました。
※過去の【スポーツ・メンタルトレーについて】のブログ
今回は、その種類についての簡単な説明を行います。
国際メンタルトレーニング学会の
創設者・初代会長ラーズエリック・ユネスタール(スウェーデン)は、
『メンタルトレーニングという言葉は、
外的・内的メンタル、身体行動や経験などを
コントロールしたり変化させることを目的とした
心理学的テクニック(Psychological Techniques)に対して使われる。
これらの統計的なトレーニング(Systematic Training)は、
「精神力(Mental Strength)」が
身体的強さ(Physical Strength)と同じように、
トレーニングできるという考え方を基本としている。』
と述べています。
要するに、メンタルは身体(筋肉)と同様に
鍛える事により、強化・向上するという事です。
メンタルは、
「生まれつき持っていて、変える事の出来ないモノ」では無い
という事です。
そして、身体と同様に正しい知識と方法でトレーニングする事で
その効果が十分に発揮できます。
そして、メンタルトレーニングには大きく3つに分類出来ます。
上記の3種類は何かに似通っていませんか?
そうです。
メンタルトレーニングも、身体の練習やトレーニングと同様に
①調整する
②技術を習得する
③強くする
ためのトレーニングがあるのです。
日本のスポーツに於いて「気合い」や「根性」
と言う言葉がありますが、
これは、
③のメンタル・ストレングスを高めるため(強くするため)の1つの考え方かもしれません。
日本では、この③番目が経験論的に広く・深く浸透している傾向があると思います。
スポーツ・メンタルトレーニングには、
①コンディショニング(調整する)や
②テクニックトレーニング(技術を習得する)も重要です。
心(メンタル)を調整する(整える)事の1つとしては、
リラックスすることがあります。
ただ、「リラックス」しようとしても、
うまくいきません。
「シュートを決める!」と思っても
シュートが決まらない。
「ホームラン打つぞ!」と思っても
ホームランは打てません。
更に、
「頑張るぞ!」と思っても
頑張れない時もありますよね。
そんな時は、
テクニック(技術)のトレーニングが必要です。
シュート練習、バッティング練習と同様に、
リラックスする練習、頑張る練習を
行わないといけません。
それが、メンタル・テクニックトレーニング。
いつでも、リラックス出来るために
「呼吸法」というテクニックを練習して、
身につけておく必要があります。
本番の緊張した場面で、慌てて深呼吸をしても、
うまくリラックスできませんよね。
本番で実力を発揮する為にも、
普段から上記の3種類を念頭に入れてトレーニング
を行う事が必要であるという事です。
・・・
さて、次回は「メンタルトレーニングの領域について」
更に理解を深めていきましょう。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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