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ゴールアーチブメント協会

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ブログ更新【人によって異なる学びを得ている】

2018.02.22

「同じ学びでも、その人のステージによって受け取り方が違います」

 

前回の学びの話をしました。

「学びは楽しい!!そして気づいた事。情報にもトレンドサイクルがある」

 

しかし、当たり前の事を書いてしまいましたね・・・。

 

今回も一部の人には当たり前に聞こえるかもしれませんが、もしかすると一部の方には大きな気付きになるかもしれません。

 

読んでもらえれば幸いです。

 

今回の話は「同じ学びでも、その人の経験値やバックボーンによって全く受け取り方が違いますね」という話です。

 

例えば、あるセミナーや講習に行きます。

そこにいる方たちと同じ日に同じ空間で同じ事を学んだとします。

 

普通に考えれば、そこにいる方たちとは同じ様な学びを得ているはずです。

違う事と言えばその時の集中度合いや興味の度合い、または基礎知識の違いや経験値の違いによって理解度に差があるくらいと思います。

理解度に差があるとしても、「同じ内容の学び」には違いは無いと思います。

 

しかし、最近感じます。

果たして隣にいる学生さんと私は「同じ内容の学び」を得ているのか?

 

そもそも、この時間の学びの目的・目標は何なのか?

 

私が若かった時のように、この学生さんは「答え」を求めているのではないでしょうか。

 

しかし、私は「現場のヒント」と「講師の感覚」を得るために来ています。

また、トレーニングの理論と実際の「矛盾と矛盾の交わる点」「点と点が繋がる所」を探しに来ています。

 

恐らく、ある程度のキャリを積んだ方でこれに同意される方は多いはずです。

 

しかし、まだ経験値の浅い方には意味が分からないと思うかも知れません。

当然、経験もせずにこの様な学び方は出来ません。

 

よって、キャリアを積んだ、もしくは失敗と挫折を味わってきた方は、そこで学んだ事の「真似ごと」はしません。

 

そして、(恐らく)講師の方もご自身が持つ現場やクライアントに対して行っている事と、セミナーや講習で教えている事が少し異なるはずです。

私の場合は講習で伝える事と実践で行っている事は少し違います。

 

つまり、「講習」は多人数に対する平均に寄せた考え方を伝える、そして「実践」は目の前の個体(アスリートなど)や固有の状況(ミスへの対応など)に対するアプローチなのです。

 

しかも、受講者に分野の違う人や経験の浅い学生さんが多くいたら更に平均化した事を話します。

そちらの方が当たり障りなく皆に納得してもらえますし、そちらの方が「良い講習」になります。

 

ですので、講習の内容をただ真似しても「素晴らしい結果」は望めません。

「真似るな!」と言ってるわけではありません。

 

「真似る事」である程度の良い結果は望めるでしょう。

 

経験値が浅く「矛盾と矛盾、点と点の交わり」、と言われてもピンと来ない方は、まずは徹底的に「真似」て下さい。

 

「教科書通りする」「真似る」「型を守る」事を徹底的に行うのです。

それで万事うまくいくなら、万事欲しい結果が得れるなら、あなたはラッキーです。

あなたは正しいです。継続して下さい。

 

しかし、徹底的に型を守ってもうまくいかないケースが出てきたら、とことん悩んで下さい。

沢山の矛盾を感じて下さい。

 

すると、次のステップが見えるはずです。

 

「少し違う事をしてみる」「教科書の理論より自分(相手)の感覚」を大事にしてみる。

「型を少し破って」みて下さい。

 

そこに次のステージがあります。

 

これは、伝統芸能・芸術・茶道・武道に於ける考え方で「守破離」(シュハリ)という言葉をご存知でしょうか?

 

型を徹底的に守り、型を少しずつ破り、型から離れていく。

 

さて、あなたはどこのステージにいますか?

 

次回はこの話をしたいと思います。

 

一般社団法人ゴールアチーブメント

代表理事 中務正幸

公式HPはこちら⇩

https://goal-ach.com/

 

各種イベントもよろしくお願い致します。

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