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2020.04.28
【子供の成長を邪魔してるかも!?】
〜親に対するメンタルトレーニング〜
こんなに本気で言ってるのにうちの子はなかなかわかってくれない!
一生懸命サポートしてあげてるのに子供は無関心。
試合に負けて帰ってきても普通に笑っていて全然悔しそうじゃない。本気でやってるの?
こんな態度や言動の子供についイライラして怒ってしまうことがあると思います。
でも実はそこで怒ってしまうことが子供の成長を邪魔してる原因かもしれないのです。
なぜなら子供は親には言えない「不安・悩み・考え」を持っています。
そして子供は誰しもが「認められたい・挑戦したい・こんな人になりたい」という
欲求を持っています。
この「認められたい・挑戦したい・こんな人になりたい」という欲求を自ら引き出していく
サポートが必要です。
そのサポート役が親であり先生、指導者など周りの大人や友達、仲間なのです。
では、「認められたい・挑戦したい・こんな人になりたい」という欲求を子供が自ら作り出していくには親はどんなサポートが必要なのか?
そこで、
「子供に対してやるべき事とやってはいけない事」と分けて解説していきます。
「子供に対してやっていい事」
・スポーツに参加することの現実的な目標を設定する手伝いをすること
やはり子供なので目の前のことで精一杯で先のことまで考えれないことなあると思います。
そんなときは「10年後って何歳になってる?そのときはどうなっていたいかな?」等、聞き役に徹してこどもの国考えを引き出す手伝いをしてあげましょう!あくまでも手伝いです。最終的な選択権は子供です。
・結果よりも努力を認め褒めてあげましょう!
結果だけを認め褒めてあげると試合に負けたときも結果だけでしか自分の成長を評価できなくなります。そしてどんな卑怯なことをしても結果を出せばいいと勘違いし努力しなくなります。
努力の先に成長があり成功があります。
是非努力を見てあげましょう!ですが、努力の押し付けも良くありません。
ときどきは休む必要があることを理解しましょう。
また、子供が成功と失敗を理解するために手助けとなる健康的な見通しを準備すること。
・子供に対してユーモアのセンスを持ち続けること。
親が楽しんだり、笑ったりすれば子供も親に続くでしょう!
ポジティブ思考やリラックスムードが、また親のバランスの良い生活が子供に対して健康的なモデルとなること。
「子供に対してやってはいけない事」
・試合が終わってすぐに子供と話をしたり、何かを聞かない事。
例えば試合に負けてすぐのときは悔しくて感情的になっていたり、無気力になっています。
または悔しさを誤魔化すために無理に笑うこともあるでしょう。
そんなときの思考は正常ではないので、人の話を聞く余裕がありません。
ですが、子供なりに試合のことを頭で整理しています。
そっとしてあげましょう!
・試合を見ながらネガティブな態度や感情を子供に見せない
子供に対して費やした時間、エネルギー、お金、犠牲などを考えると態度や感情に出てしまいそうになると思います。
それが子供への期待に変わったり、他の子供と比較して一喜一憂してしまうことも。
そんな重すぎる親の期待を子供に悟られないようにしましょう!
子供はよく親を観察しています。
そして親の態度や表情、言動に一喜一憂してプレーがうまくいかないことも多々あるのです。
子供の前に親がスマイル&リラックスを心掛けましょう!
・子供が最高の努力をすると期待しない事。
子供にやる気を出させようとせがんだり、困らせたり、皮肉を言ったり、脅したり、恐怖を持たせない事。これらは、親を嫌いにさせる原因を作るだけです。
子供自身や親が期待していることより、少なめに期待しておいたほうが良いでしょう。
最後に
こんなに本気で言ってるのになかなかわかってくれない!
一生懸命サポートしてるのに子供が無関心。
試合に負けて帰ってきても普通に笑っていていて悔しそうじゃない!本気でやってるの?
親に見せない子供なりの悔しさや嬉しさ等様々な葛藤をしています。
是非少なめの期待で暖かく見守ってください。
もちろん子供が間違ったことをしたら叱ってあげることも大切です。
ですが、それ以上にユーモアとセンスで一緒に楽しんで、愛情をたくさん注いでいきましょう!
最後までお読み頂きありがとうございました。
スポーツメンタリスタ代表講師
望月康宏
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