【アクシデントを楽しむ】

ワールドカップも始まりましたね。

どの試合もたくさんのアクシデントがありました。

先日の日本vsコロンビアとの試合も

開始早々思わぬ出来事が起こりました。

前評判では不利と言われていた日本が

PKを獲得しゴールを決めて試合の主導権を握ったのです。

逆に圧倒的に有利と評判だったコロンビアは、

試合開始6分に失点してしまい、

しかも退場して残りの84分＋ロスタイムを

10人で試合しなければならない状況に追い込まれました。

 

まさに最悪な出来事、アクシデントが突然訪れたのです。

日本代表の西野監督も記者会見で言ってました。

あらゆることを想定してメンバーを選出しましたと。

各国の監督や選手はあらゆるアクシデントを

ある程度想定しているはずです。

しかし、大きな大会になればなるほど、

想定外のアクシデントは必ず訪れるのです。

アクシデントが起きない方が珍しいくらいです。

その必ずと言っていいほど訪れる「アクシデント」。

大切なのは…

・常に最悪な事態を想定しておくこと
・最悪な事態が起きないための対応策を準備すること
・最悪な事態が起きてしまったときのコーピングスキル（対処能力）を身につけておくこと

 

まさか起きないだろうと思うことを

事前にミーティングで選手に伝えておく。

そういう事態が起きないように、

今回だったら開始早々PKにならないように

味方同士声を掛け合ってプレー前に良い準備をする。

どんなに良い準備をしても

避けられないアクシデントは必ずあります。

開始早々退場者が出てしまったときのことを想定した試合を

事前に紅白戦などで経験しておく。

そのときどうやって試合を進めていくか、

話し合って決めておく。

これこそコーピングスキル（対処能力）を高めるトレーニングです。

「いや～起こらないだろう」

と思っている最悪な事態を想定して準備しておくことが

チームの自信に繋がります。

準備して無駄なことはない。

ワールドカップを観て感じた方は是非想定外の準備をしていきましょう！

望月康宏

 

「ＣＨＡＬＬＥＮＧＥ＆ＤＥＶＥＬＯＰＭＥＮＴ」

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