個々の心身の状態を高め
目標達成を叶えるための知識や技術を伝える
2018.04.02
夢は持たないといけないのか?
「夢はプロのサッカー選手です!」
子どもたちは目を輝かせて夢を語ってくれます。
ですが..
夢は?と聞いても,
「ないです」
なんて子どもも少なくありません。
夢がないことは悪いことではありません。
もしかしたら,
今は夢中になれることがないのかもしれない。
現実主義なのかもしれない。
何かきっかけで夢中になれることが見つかるかも。
実現する夢の描き方
子どもたちが頭の中で描いた夢。
描くだけだったら誰でもできます。
ではどうしたら実現するでしょう?
1つの方法としては具体化すること。
私と選手のやりとりを例に紹介します。
私:夢は?
選手:プロのサッカー選手です。
私:おー!すごいね!
ちなみにどこの国のプロ選手を目指しているの?
選手:うーん。まずは日本のリーグです!
私:おー!ん?まずはということは日本でプレーした後、
海外でプレーしたいんだね!
じゃあ日本でどのくらいの期間プロの選手としてプレーしたいの?
選手:2年ほどプレーしてから海外に挑戦したいです!
私:なるほど。では何歳でプロの選手になるの?
選手:えーっと22歳です。
私:それはなぜ?
選手:大学卒業後にプロになりたいからです。
私:そうか!じゃあどこの大学にいきたいの?
選手:○○大学です!
私:えっ?なんでその大学なの?
選手:尊敬するプロの選手が○○大学出身だからです!
私:よく調べているねー!じゃあ高校はどこでプレーする?
選手:そこはまだ迷っているのでじっくり考えてみます。
私:今何をすべきか具体的にイメージが湧いてきたみたいだね!
よしすぐ行動だ!
以上のようなやりとりを選手とよくします。
自分の夢を描き、自分の答えを出す、この積み重ねこそが夢の実現につながる
いつ、どこで、どのくらい、
どうやって等具体的な質問を夢から逆算して聞いていきます。
選手は質問に対して考えながら自ら答えを出していきます。
つまり自分の力でどうすべきかの答えを導き出していくのです。
私たちメンタルトレーニングコーチは,
あくまでも選手のサポートがメイン。
自分の力で答えを導き出した選手は
誰かに言われなくても行動するし、
自分の力で答えを出したのだと自信が高まります。
その自信が簡単に崩れることはないでしょう。
この積み重ねがその選手の夢の実現に必ず繋がっていく。
その競技だけでなく、
社会を生き抜いていくうえでの自信にもなるでしょう。
長文読んでいただきありがとうございました。
株式会社メンタリスタ
スポーツメンタリスタ代表講師
望月康宏
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