個々の心身の状態を高め
目標達成を叶えるための知識や技術を伝える
2018.09.13
【病は気からってほんと?】
こんにちはスポーツメンタリスタ理事の森下です。
すっかり暑さも落ち着いて秋っぽくなってきましたね。
秋といえば「◯◯の秋」という謎のフレーズがありますが、
みなさんはなにを思い浮かべますか?
食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋…
どれも僕はフルタイムで稼働中なので
まったくイメージ湧きません。
ごめんなさい。
はい、本題です。
先日から風邪を引いてしまいました。
「引いてしまった」
というと、やられた感が強くなるので、こうしましょう。
「風邪を引いてやった」
こうするとコントロールしてる感が出ていいですね。
昔から「病は気から」という言葉がありますね。
病気になるのは気持ちが弱っているからだ、
ということですが、実際にはどうなんでしょう?
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<イメージは身体に影響する>
人間の脳はイメージしたことと、
実際に起きたことを区別するのがヘタクソです。
怖い夢(イメージ)を見たときに、
現実では起きていないのに心臓がバクバク。
なんてことは経験したことありますよね?
これは脳が夢と現実を区別できてなくて、
体が反応してしまっている状態。
気持ちが弱っている、悪いイメージが頭に浮かんでいると、
実際にその通りに体が反応してしまいます。
これを逆手に取ると、
無理くりでも良いイメージを作ると、その通りに体が反応します。
いいイメージを作るためには、
①良い表情(笑顔、自信のある顔)
②良い姿勢(胸を張って顔を上げる)
③元気な声を作る
苦しいときほどこの3つを心がけてみてください。
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<言葉で気持ちをコントロール>
人は1日の7割をネガティブな言葉をつぶやいているというデータがあります。
「あー疲れた。」
「早く帰りたーい。」
「マジかよー。」
「無理だよー。」
そういえば言ってますよね。笑
すると、無意識に疲れた時のイメージ、
嫌な時のイメージが出来て、
本当に身体がダルく重くなってくるっていう。
ですがプラスの言葉を意識して使うようにすると、
「まだできる」
「よっしゃ!」
「集中!集中!」
「おれならできる!」
あら不思議、
いいイメージが出来て身体が反応してパワーが出てきますね。
最初は意識してプラスの言葉を使うこと、
これもメンタルトレーニングです。
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〈打ち消しの言葉に注意〉
「猿のことを考えないでください」
こう言われた瞬間、
頭の中には猿のイメージが鮮明に出てきます。
言葉では考えないで、
と言っているにもかかわらず考えてしまうのです。
プラスの言葉を使おうと思って、
「ミスしないようにしよう!」
「負けないようにしよう!」
という打ち消しの言葉を使うと、
ミスをしてるイメージ、負けてるイメージが出来ます。
マイナスなイメージはマイナスの反応を作ります。
例えば、
野球のバッターが「変化球は手を出さないように」
と言った(イメージした)とします。
すると、
頭の中では変化球を空振りしてるイメージが作られて、
実際に変化球で空振りしてしまうのです。
これは、
声をかける側(指示する人、応援する人)にも言えることなので、
「ミスすんな!」
とかなんとか言うと、ミスする確率が高くなるので、
そんな時は
「しっかり準備していこう」
「ベストを出せるようにしよう」
といったプラスのイメージを持てる声かけをしてあげてください。
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〈思い込みの力を利用する〉
人は良くも悪くも、
イメージをした通りに近づくようになっています。
イメージ出来ることは、出来るし、
イメージ出来ないことは、出来ません。
自分がスーパープレーヤーになったつもりでイメージしてみましょう。
自信のある顔、姿勢、言葉…さらには考え方も。
スポーツだったら、
あの選手だったらこんな時どう考えるのだろうか…とか。
イメージは作ったもん勝ちです。
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病は気からというのもあながち間違いではないようですね。
実際、ストレスで胃に穴が空いちゃうくらいですから。
風邪をひいた時には、プラスの言葉、イメージ!
も大事ですが、病院行ってはよ治してくださーい。
本日も最後までお読み頂きありがとうござました。
スポーツメンタリスタ理事
森下健
・・・
「イメージ」「言葉」「表情」「姿勢」
これらが自分自身と、
他人に与える影響は大きいです。
環境に目を向ける事も大事ですが、
一度、自分自身が持つ
「イメージ」「言葉」「表情」「姿勢」
を見直してみましょう。
自然と、前向きに、元気になるはずです。
そして、それは周りにも影響を与え、
環境さえも好転します。
・・・
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スポーツ・メンタルトレーニングは、
「スポーツ心理学の研究に基づいた、
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