個々の心身の状態を高め
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2018.06.13
【選手の集中力が高まる指導者編①】
最近はサッカーのワールドカップで盛り上がっていますが、
ワールドカップ前に日本代表は監督交代が話題に挙がっていました。
指導者にはそれぞれ指導スタイルがあります。
前日本代表監督は、
規律に厳しく情熱的な指導スタイルのように感じました。
チームが成長するために、選手が力を発揮するために、
指導者が選手にどのようにして集中させて、
もしくは自ら集中できるようにしているのでしょうか。
今回は集中力の秘密に迫ります。
集中力には、
「トップダウン性注意」と「ボトムアップ性注意」
があります。
また、
「集中力=注意力」と言われています。
「トップダウン性注意」というのは、
「これを見てください」
といって注意力を向けさせられた時に向く注意です。
複数処理をしようとパニック、
過緊張になるのは余分なことを考えているため
「トップダウン性注意」が高まっているため、
結果「あっち向いてホイ」に簡単に引っかかってしまいます。
サッカーだったら「相手の10番を見ろ!」
と選手に指示をしたら効果的な場面もあるかもしれませんが、
10番を気にしすぎてボールや自分のプレーに
集中できなくなってしまうこともあります。
トップダウン性注意は最初は注意が向き集中しますが、
そのときだけで長続きしません。
また監督から言われないと集中できない選手になってしまいます。
次回は「ボトムアップ性注意」について解説していきます。
ご朗読いただきありがとうがざいます。
望月康宏
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